平成15年度 県コミッショナー活動方針及び、重点活動



○ 県連盟コミッショナー活動方針
   県連盟コミッショナーの責務は「スカウト運動の基本を維持し、純正なる発展を図る」と規定されており、 いわば「スカウト運動の守り手」といった性格が強かった。しかし日本連盟における機構改革の議論の中では、 コミッショナーの役割も見直され、14年度の全国会議で県連盟コミッショナーに関する教育規定が改正された。 (施行は平成16年1月から)
 この改正では、県連盟コミッショナーは「スカウトの教育、指導者の訓練の面について円滑な推進を図る」といった 「スカウト運動の担い手」としての性格づけに重点が置かれた。さらに、その結果については、県連盟理事会に対して 責任を負うといった、主導的な役割が示された。
 福岡県連盟でも現在県連盟・地区に関わる機構改革を進めているが、当然コミッショナーの教育規定の内容に 基づいたものとなる。
 このような、コミッショナーに関する規約改定の趣旨や、福岡県連盟の現状と15年度の「スローガン」 「重点課題」を踏まえて、県連盟コミッショナーの活動方針としてその具体的な体制を次のように考える。
  1. 団・隊の運営・活動を支援する地区委員会、地区コミッショナーへの指導、助言の強化を図る。
  2. 指導者及び指導要員の意識・資質の向上を目指した訓練・学習機会を提供する。
  3. 教育・指導に関する調査・研究を行うタスクチームを県連盟コミッショナーのもとに組織し、適正かつ円滑なコミッショナーからのサービスを行う。
  *タスクチーム: スカウト教育・指導者訓練に関する事項について、テーマ毎にチーム編成し、
   調査・研究・実施展開などを行う。メンバーは、県連盟コミッショナーが委嘱する。
  (例)救急法講習会タスクチーム、BS課程進歩改定研究タスクチーム、
    団担当コミッショナー研究チーム、ラウンドテーブル研究タスクチーム


○ 県連盟コミッショナー重点活動
  1. 地区コミッショナーの支援
    • 地区コミッショナーの指導・研修 (役務分担と責任の明確化、ラウンドテーブルの充実化)
    • 団担当コミッショナーの具体的活動の支援
    • タスクチームの組織運営
    • 地区訪問の実施による団支援の協力
  2. 県連盟トレーニングチームの研修
    • トレーニングチームメンバーの研修強化
    • 地区班の効果的な運営と活用
  3. 県連盟運営委員会への指導・支援
    • 県連盟コミッショナー要請課題の取り組みの指導・協力
    • 運営委員会活性化への支援