加盟員一万人達成推進対策室



14年度 活動報告
○ 活動内容
  
(1) 「リーダースコンベンションふくおか2002」の開催
  「中途退団をなくす取り組みの推進」、「スカウト運動の地域への普及」について具体策を探り、団・地区の活性化の実現と組織の拡充をねらいとして、県内3会場で開催した。各会場の運営は2地区ごとに地区が担当し実施した。
  • 福岡会場:(福岡西、福岡東地区担当)
    平成14年11月10日(日)  福岡県立修猷館高等学校 参加者155名
  • 北九州会場:(北九州東、北九州西地区担当)
    平成14年12月 1日(日)  福岡県立小倉高等学校  参加者176名
  • 久留米会場:(福岡南、福岡中地区担当)
    平成14年12月 8日(日)  福岡県立明善高等学校  参加者122名
(開催報告の詳細は、53頁[組織・拡張関係]参考資料に掲載)
(2) 加盟員1万人達成推進に向けての方策の提起
  標準団の規模は福岡県連盟組織倍増計画顕彰規定のものとすることとした。
(3) 小規模団の支援方策
  第2次中期計画の活用(「+5−0」の推進)と複数団の合同活動を提案する。
複数団の合同活動については、地区委員会等で提案し、適正規模の活動によりスカウトにとって魅力あるプログラムを展開するよう働きかける。
(4) 中途退団をなくす方策
  日本連盟総務委員会の調査結果によると、内部要因が半数を超えることが判明している。このような内部要因を取り除くよう働きかける。
(5) 各組織との連携及び活動の円滑化
  「リーダースコンベンションふくおか2002」の企画立案の段階から地区委員長を加えて作業を行い、実施段階では2地区合同の実行委員会を組織するなど、地区、県連盟において緊密な関係が構築できるよう配慮した。
(6) 行政PTAと他団体との連携
  「リーダースコンベンションふくおか2002」を通して、県庁知事部局、県教育委員会、関係各市対して出席要請を行うなどボーイスカウト運動の理解に努めた。
(7) 新団発団についての情報交換
  次の市及び町の教育委員会関係者、地域の方々ボーイスカウト関係者等と情報交換を行った。
柳川市、久留米市、小郡市、前原市、黒木町等

○ 対策室会議の開催
  
平成14年 4月23日  対策室会議  県連盟事務局 8名
平成14年 5月30日  対策室会議  県連盟事務局 8名
平成14年 6月26日  企画委員会・対策室会議  県連盟事務局 11名
平成14年 7月26日  企画委員会・対策室会議  県連盟事務局 11名
平成14年 9月 4日  実行委員会・対策室会議  県連盟事務局 13名
平成14年10月 2日  実行委員会・対策室会議  県連盟事務局 14名
平成15年 2月28日  対策室会議  県連盟事務局 13名


○ 評価と反省
  
(1) 加盟員一万人が、達成されるためには、スカウトを視点にすえたスカウト運動がなされ,魅力あるプログラムを提供できる指導者の育成が必要であるとの意識づくりが、「コンベンションふくおか2002」をとおしてなされた。
(2) 魅力あるプログラムを提供するためには、一定のスカウト数の確保が必要であるとの認識があり、標準団の規模が定義づけられたので、各団は、これにそった隊の充実が望まれる。
(3) 「コンベンションふくおか2002」の開催に向けて、多くの時間が費やされたので、「小規模団の支援方策」や「中途退団をなくす方策」等の具体策づくりを議論する時間が少なかったのは残念である。
(4) 各団は、明確にスカウト数の拡充目標をたて、入隊者の確保と中途退団を出さない「+5・−0」を推進し、地区並びに県連盟が、これを積極的に支援すしなければならない。結果として加盟員一万人達成へとつなげていくものと考えられる。